埼玉で蓄電池を取付ける際には、事前に押さえておきたいポイントがいくつかあります。
埼玉で太陽光発電と併せて家庭用の蓄電池を設置しようとお考えなら、ぜひ以下のポイントをご確認ください。
容量
蓄電池を取付ける際に気になるのが、その容量ではないでしょうか。一般的に、家庭用の蓄電池は15kWh以下のコンパクトな容量となっています。
容量は多ければ多いほど良いと思われがちですが、必ずしもそうとは限りません。容量は価格と比例する傾向があり、また、容量だけに目を向けてしまうと、かえって使い勝手が悪くなるからです。蓄電池を取付けする際は、後述する「出力」についても目を向けておきましょう。
出力
蓄電池における定格出力(以後:出力)とは、蓄えた電気を一度にどれくらい出力できるか?ということです。
つまり、出力が大きければ大きいほど、一度に使用できる電力が増えます。蓄電池は災害時など緊急事態に備えて設置されることが多いのですが、緊急時には複数の家電製品を用いるため、ある程度の出力を要します。
出力には3.0kWや2.0kWなどがあり、用途に合わせて検討することが大切です。
蓄電池の寿命
太陽光パネルに寿命があるように、蓄電池にも寿命があります。
蓄電池の寿命は使用環境によって大きく変わるため具体的な数字を挙げることはできませんが、一般的に「放充電サイクルの回数」が目安となります。
この数え方は、0%の状態から100%の状態まで充電し、その後0%まで放電することを1サイクルとするものです。これに則って考えると、50%まで充電し0%まで放電という試行を2度繰り返すと1サイクル分と考えられますが、必ずしもこの通りになるとはいえません。
先述のように、蓄電池の寿命は使用環境によって大きく変わるため、これよりも少なくなる可能性があれば、大きくなる可能性もあります。